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データ 公開日: 2022.05.31

凸版印刷が大阪大学産業科学研究所と共同研究スタート 「リアルタイムAI技術」の社会実装を目指す

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▼ニュースのポイント
①凸版印刷は大阪大学産業科学研究所と共同研究を、この5月からスタートしている。
②今回の共同研究は、「リアルタイムAI技術」の社会実装が目的。
③この技術は、連続的な時系列データをリアルタイム解析し、その先の状況を予測、推論することができるというもの。

この5月からスタート

 5月27日、凸版印刷は大阪大学産業科学研究所と共同研究を、この5月からスタートしていることを発表した。

 今回の共同研究は、「リアルタイムAI技術」の社会実装を目的としたもの。

 このリアルタイムAI技術は、大阪大学産業科学研究所の櫻井研究室が研究している独自のAIアルゴリズムであり、連続的な時系列データをリアルタイム解析し、その先の状況を予測、推論することができるというものである。



これまで人力で行ってきた作業も自動化できる

 ビッグデータ解析は取り扱うデータ量が多く、データパターンの抽出や分類などの前処理に人力が必要なことが多い。

 しかし、リアルタイムAI技術を活用すれば、これまで人力で行ってきた作業も自動化することが可能に。

 生産設備の状況把握にこの技術を活用すると、事前に把握することが難しい設備故障や、不良要因の時系列特徴を早く発見することができるのである。

 また、入力データによって予測モデルを切り替えることができるため、未知のデータパターンが入力されると、リアルタイムで新しいモデル作成を行うことが可能だ。

 そのため、外的要因を受けやすく、偏差が大きくなりやすい生体データや設備稼働データが入力されても、その状態を加味して将来予測を行うことができる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

凸版印刷 プレスリリース
https://www.toppan.co.jp/


▼会社概要
印刷テクノロジーを軸に、情報コミュニケーション事業、生活・産業事業、エレクトロニクス事業などを幅広く展開している企業。


会社名:凸版印刷株式会社
代表:麿秀晴
本店所在地:東京都台東区台東1丁目5番1号

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