データ
公開日: 2021.03.16
2021年第1回「E資格」結果発表、合格率は過去最高の78.44%
過去最多の1688人が受験
日本ディープラーニング協会(JDLA)は3月12日、2021年第1回エンジニア資格「E資格」試験の結果を発表した。今回のE資格試験は2021年2月19日(金)・20日(土)に行われ、受験者数は過去最多となる1688人だった。このうち合格した人は1324人で、合格率は過去最高の78.44%となった。

E資格試験は2018年から始まり、今回を含めて5回実施されている。受験者数は初回の337人から回を追うごとに増加し、今回は前回開催時(2020年第1回、受験者1042人)より600人超の1688人となった。
また合格者数もこれに合わせて増加し、今回は過去最多の1324人が合格。これにより、E資格の累計合格者数は2984人となった。
合格者は10代から60代まで
今回の試験の科目別平均得点率は、応用数学69.65%、機械学習72.14%、深層学習67.80%、開発環境78.39%だった。合格者の年代は10代から60代までと幅広く、年代別で最も多かったのは20代の500人、次いで30代の456人、40代の260人となった。
業種別の合格者数では、ソフトウェア業が最多の358人、次いで情報処理・提供サービス業の327人、製造業の278人と続き、高校生も1人合格していた。
また、職種別の合格者数は、研究・開発に携わる人が551人、次いで情報システム・システム企画に携わる人が360人、学生が115人と続いた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本ディープラーニング協会 ニュースリリース
https://www.jdla.org/news/20210312001/
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